全身脱毛の「痛い!」の謎を解明し、改善する秘訣を聞いてきました。

全身脱毛に対して、なんとなく「痛い」というイメージはあるものの、それが「どのくらいの痛みなのか?」や「お店によって痛みは違うのか?」については知る由もありません。エピエラビは編集部の体験を通して、カウンセラーさんに痛みについても伺っております。ここでは、より安心して施術を受けていただくため「脱毛の痛みを軽減する秘訣」としてお伝えします。
目次
痛みが少ないのは…サロン or クリニック?
「光の照射時には痛みがあります」と エピエラビ編集部の脱毛体験 を通して、サロン・クリニックのどちらのカウンセラーさんからも説明を受けてまいりました。しかし、話を聞いていくと、痛みを左右する条件がいくつかあることが分かりました。その一つに「脱毛機の光の出力量」があります。
光脱毛の痛みは?
サロンの光脱毛では、「痛みが少ない」という表現を頻繁に見かけます。その一つの理由が「光の出力量」です。クリニックで扱う医療レーザー脱毛機に比べて、サロンの光脱毛機は照射できる光の出力が少ない。そのため「サロンの方が、痛みは少ない」と言われています。また、各サロンの取り組みの一つとして「独自開発の痛みの少ない脱毛機を完備」しているなどもあり、「痛み」についてもしっかり配慮がなされています(これについては企業秘密で公開してもらえませんでした)。
医療レーザー脱毛の痛みは?
医療レーザー脱毛(医療脱毛)は、毛細胞を破壊する医療行為です。そのため、クリニックでしか扱うことができない高出力の医療用の脱毛機を使用します。毛細胞を破壊するため脱毛効果は高いのですが、痛みも強いと言われます。しかし、クリニック閣員で、下記のような独自の改善策を準備されています。
- 痛みに弱い人へは出力量を下げて照射する
- 医療脱毛機の中でも痛みの少ないものを使用している
- 麻酔を処方して施術する
医療脱毛の痛みについてはトイトイトイクリニックの野田院長に直接お話を伺ってきました。詳しくは 医学的観点で考える「痛みを緩和する方法」とは? の記事をご参照ください。
痛みに不安な人は「光脱毛」へ
光脱毛・医療脱毛ともに進歩していて、過去に比べれば痛みは軽くなっているようです。しかし、もし自分が「痛みに弱い」と感じるならば、やはりサロンの光脱毛の方が安心ではないでしょうか。
痛みの少ない脱毛サロンはどこ?
ツイッターなどでも、実際に体験された方の声が上がっています。各社の痛み軽減の取り組みとあわせて一部ご紹介いたします。
キレイモ
信頼のおける国産脱毛器を使用した、引き締め効果のあるスリムアップ脱毛が、痛みも少なく人気を集めています。また、サロン脱毛ならではの冷却ジェルなど使用しないため、終始リラックスできるとのこと。仕上げは、スリムアップ&保湿ができる沈静ジェルローションを使って、お肌を優しくケアしてくれます。
YouTubeやいろんな所で脱毛サロンの口コミや紹介みてたけど 本当キレイモでよかったw 全く痛くないし 格好も恥ずかしくないし 安いし 接客もいいしとりあえず感性が楽しみw
[出典]Twitter
銀座カラー
IPL脱毛によって、光のエネルギーを無駄なく脱毛に生かすことで痛みを最小限に。施術は社内研修に合格した優秀なスタッフが行ってくれるので、より安心です。オリジナル保湿ケア「美肌潤美」も一緒に行えば、脱毛と同時に美肌効果も期待できます。
銀座カラー、機械が進化していつもの半分の時間で施術終了(°_°)しかも痛みも少なくなってて嬉しや〜
[出典]Twitter
脱毛ラボ
S.S.C脱毛という革命的な方法で、肌への刺激を考慮し「痛みが少ない」を実現しています。どんなに刺激が少ないといっても、普通は多少の痛みがあるもの。しかし、脱毛ラボの場合は「一瞬温かみを感じる程度の刺激」で、本当に痛みが少ないそうです。しかも、オリジナルコスメ「プリンセスケア・トリートメントモイストジェル」の使用により抑毛効果を促進し、他社ではできない高い脱毛効果を実感できます。
今まで部分的に通ってたクリニックはかなーり痛かったんですけど、今は脱毛ラボってとこで痛みは全くなかったです!ただ本当に全身なので無にならないと恥ずかしいです(笑)
[出典]Twitter
部位によって変わる痛み…
痛みを左右する条件には「施術部位」が挙げられます。部位が違うと毛の太さが変わるため、痛みの感じ方も変わります。各部位での痛みの感じ方の特徴をお伝えいたします。※感じ方には個人差があります。
デリケートゾーン
ワキ・VIOなど、デリケートソーンと呼ばれる部位は毛が太く、皮膚が薄い。そのため「輪ゴムでパチン!」とした痛みに近いそうです。「涙が出るほどの痛み」ではないものの、連続されると辛いと感じる方もいるそうです。
気になりやすい部位
ムダ毛が気になりやすい腕・脚・指・うなじ、などの部位は「針でチクッ」っとした痛みに近いです。ひざ下など骨が近い部位は、ムダ毛が薄くても軽い痛みを感じるとのこと。というのも、デリケートゾーン程の太さはないにしろ毛が密集しているため、多くのムダ毛部分に刺激が加わってしまうからです。
毛が薄い部位
先述した部位と比較して、顔・背中・おなか・胸・手足の甲など部位は「痛みが少ない」といわれます。これらの部位は、うぶ毛程度の薄い毛がほとんど。手足の甲などは神経が細かく、一見痛みが強そうに思えるのですが「軟毛」で占められているので、照射の光が反応しにくく、効果が見えにくいのです。
痛みをより軽減する秘訣とは?
そもそも、施術時には痛みを感じるものの「みんな当たり前にできる」程度のレベルですので、その点はご安心ください。それでもまだ、不安な方には「さらに痛みを軽減する方法」をご紹介いたします。決して難しいことはありませんので、ご自身の「素肌ケア」の一環としてぜひ行ってください。
保湿ケア
どのサロンやクリニックでも言われること、それは「ご自宅でも十分に保湿ケアを行ってください」です。肌は乾燥すると固くなり、脱毛時の痛みに敏感になります。逆に、水分を十分に保った柔かい肌は痛みを感じにくいのです。施術中は、たくさんの光を肌へ照射することとなり、さらに乾燥しやすくなります。アフターケアの方法については「全身脱毛のアフターケアは、何をすればいいの?」の記事で説明しています。
紫外線対策
脱毛を申し込む際は、紫外線対策の重要性についても説明していただけます。日焼けをして黒くなった肌は、照射する光が肌に分散されるため痛みが強くなります。そのため、全身脱毛に通っている期間は紫外線対策を行っていただきたいのです。
生理期間は避ける
生理期間中は肌バリア機能が低下しているので、乾燥しやすく、光の照射によるダメージも受けやすくなります。できるだけ生理期間中の施術は避けましょう。万一、難しい場合には普段以上に保湿を心がけるなどの工夫が必要です。
痛みがあったら冷やす
もし施術中に痛みを感じてしまったら、すぐにスタッフに伝えて対応してもらいましょう。施術中であれば、施術部位を冷やしたり、光の出力を下げるといった対応をとってくれるハズ。ほとんどの場合は、すぐに肌を冷やすことでかなり痛みは軽減され、施術後のダメージも少なくて済みます。帰宅後も痛みが気になる際は、しばらく冷やしてあげると和らぎます。
まとめ
日々の素肌ケアを心がけて、サロンへ相談。
脱毛時には多少の痛みが生じてしまう。そして毛の太さ、皮膚の厚さによって痛みが変わります。もし「痛いのは不安」と思う方は、サロンでの全身脱毛をご相談いただいてはいかがでしょうか。その際は、素肌ケアを十分に行い「水分を保ったやわらかい肌」になっていると、痛みもだいぶ軽くなります。
※あくまで、痛みの感じ方や出方には個人差があります。その点をご理解いただいた上、当記事を参考にしてみてください。